公認心理師新田猪三彦のCES薬剤師国家試験予備校における学習コーチング

公認心理師新田猪三彦のCES薬剤師国家試験予備校における学習コーチング

 

薬剤師になるためには、CBT試験、卒業試験、国家試験などの試験を突破する必要があり、長期的にモチベーションを維持する必要があります。そこで長期的にモチベーションを維持するための方法を紹介します。

モチベーションを上げるための具体的なアプローチとして、

 

長期的な目標と短期的な目標を考える

長期的な目標をまず設定します。例えば、現役の大学1~2年生であればCBT試験までに何をする必要があるのか、大学4年生からは卒業試験、国家試験までに何をする必要があるか長期的な目標をまず考えます。次に、長期的な目標だけでなく、具体的な短期目標も考えてみましょう。例えば、日々の勉強で進める必要があるページ数や項目を明確にしたり、得意な科目と不得意な科目を分類したりしましょう。そうすることで自分のやるべきことが見えてくるので、モチベーションを保ちやすくなります。

 

学習環境を整える

学習机や勉強スペースをまず整理整頓しましょう。学習机や勉強スペースが片づいていないと気が散り、集中力が落ちてしまうことが多々あります。ゲーム機や漫画本などを学習机や勉強スペースに置かないことも大切ですし、勉強するときはスマホを見えるところに置かないことも大切です。自分の部屋を学習モードの部屋にしていくことを心がけてください。また、周りの友人に〖国試に合格する〗など目標を宣言し、逃げ場をなくすような心理的な環境を整えることも大切です。ただ、追い込みすぎるとプレッシャーになることがありますので、心理師と相談しながら進めていくことも大切です。

 

 

新田猪三彦(公認心理師)から一言

公認心理師 新田先生

 

達成可能な計画を作成しましょう!

長期的な目標を立て、学習環境が整えた上で、次に大切なことが具体的な計画を立てることです。生徒さんの様子を見ていると、目標を立てたものの具体的な計画を立てていないケースや、計画が途中で破綻してまっているケースを見かけます。

まずは、達成しやすい計画を立てることからスタートしてみましょう。無理のない計画を立てることが重要です。

 

また、睡眠時間やリフレッシュタイムも考慮に入れ、予備時間(計画がうまくいかなかった時に調整する時間)を設定することも重要です。

モチベーションを維持するためには、日々の工夫が必要ですし、自分ひとりだと具体的な計画の立て方や勉強方法がわからない場合もあると思いますので、その際はご相談ください。

 
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プロフィール

【公認心理師】新田 猪三彦(にった いさひこ)

2007年より心理学や脳科学の講座を行い、医歯薬専門予備校で受験に必要なメンタルの強化法、保育士会調査研究委員会において「保育士・保護者のコミュニケーション講座」、市民と協働によるまちづくり提案事業、産学官包括連携事業などを行っている。
九州朝日放送運営のマイベストプロ福岡でコラムの執筆にも携わり、一人でも多くの人が心が豊かに生活できるように情報を発信している。
また、部活動のメンタルトレーニング、学校を中退した学生の受験・学習支援、受験を見守る保護者の相談、資格試験合格のためのモチベーション管理、タイプ別による学習法のアドバイスなども行っている。
<略歴>
ふくおか成年後見センターさくら / 福岡コミュニケーションカレッジ講師 / PMD医歯薬専門予備校心理カウンセラー / 日本心理学会認定心理士 / 日本メンタルヘルス協会認定基礎心理カウンセラー / 文部科学省所管生涯学習開発財団(神経言語プログラミング)協会認定マスタープラクティショナー / ICA(国際コーチ協会)認定コーチ / カナダSuccess Strategies・Shelle Rose Charvet認定LABプロファイリング・プラクティショナー
・LINEトークCAREカウンセラー
・メンタルゼミ