CES薬剤師国試予備校プロ講師からのメッセージ
薬剤師国家試験合格を目指すみなさんへ
現在CES薬剤師国試予備校には20名以上の薬剤師の講師が在籍しております。
いずれも国家試験対策はもとより各大学の進級試験やCBT対策に対応できるプロ講師ばかりです。教科科目はもちろん、国家試験に関する悩みや生活習慣までトータルでサポートしますのでご安心下さい。
オンラインで授業(双方向でのリアルタイム授業)も行っておりますので、遠方の方も安心してお問い合わせ下さい。
化学・生物ともに難化傾向にあり、高校・大学で学習した基礎的な内容の定着度と、その知識を使い、実際に問題を解く事ができるかという応用力までが試される出題となっています。国試本番までに、改めて、基礎となる公式や構造式等が自分の中に定着しているかを再確認し、さらにそれらを、“国試本番ではどのような形で出題されているのか”と結び付け、異なる出題形式で問われても応用できる力をつけていきましょう。
その為には、早い時期から、確実に理解できていないうろ覚えの基礎知識についてしっかりと補強を行い、過去問を基本とした演習問題を繰り返し解く事が大切です。その中で間違った問題については「できなかった」と簡単に諦めるのではなく、丁寧な復習で自身の課題を明確にし、一つ一つ着実にクリアしていく事が、結果的には得点アップへの近道となります。
物理・化学・生物を苦手とする方は多いと思いますが、苦手科目だからこそ、克服し「できた!」という達成感を感じることができれば、自然と他教科へのモチベーションもアップします。苦手科目をあなたの武器に変えて、一緒に国家試験を戦いぬきましょう!
物理学は、他科目に比べ最初のハードルが高い科目だと思います。とりわけ、物理化学の主軸である「熱力学」と「量子論」はエネルギー、エントロピー、分子軌道など非常に抽象的な概念が多く登場するため、初めはその概念が何を意味しているのか分からず、苦労することも多いと思います。だからと言って、暗記に逃げるのではなく、その概念が表現している「自然」を掴むこと。掴む手段として演習問題を解くこと。一見遠回りなようで、概念の意味を掴もうと能動的に取り組むこと、それが物理学を習得する一番の近道だと思います。
物理学は、薬学含め、あらゆる科学の基礎となる科目です。もちろん、皆さんの第一目標は「国試」を突破することだとは思いますが、同じ勉強をするなら、しっかりと体得してもらいたい。物理化学という物理学の一領域を通じて、科学的思考法を身につけて欲しいと思います。苦労することもあると思いますが、一緒に楽しく学んでいきましょう。
「法規・倫理・制度」については、近年、新傾向の問題が増えていますが、それに囚われる事なく、全体をまんべんなく学習することが必要となります。学習方法に関しては、まず、手持ちのテキストを読破し、合わせて過去問をしっかり解くことで、問題の読解力も身に着けて欲しいと思います。
また、「実務」に関しては、他教科との複合問題としても出題されるため、他教科を勉強する際にも、「実務で出題されそうかどうか」を意識して取り組むことで効率よく学習することができます。
国家試験までの時間は限られているので、その限られた時間の中で国家試験合格に必要な知識を積み重ねていくことが大事です。焦らず、しかし、毎日コツコツと勉強することが実力になります。『薬剤師になるんだっ!』と、強い意識をもって取り組みましょう。
国家試験は、長そうで短い戦いです。マラソンを走る感覚ではなく、100m走の繰り返しのトレーニングだと思ってメリハリをつけて毎日ベストを尽くしましょう。
機能形態の内容理解をまずしっかりしていきましょう。機能形態から薬理学、薬物治療学を勉強すると、内容がスムーズにつながり、得点も速やかに上がっていきます。薬理学は新薬も登場し、問題は多岐に渡ります。まずベーシックな薬の作用はマストアイテムで確認できるように。新しい薬物は問題も少なく、出題傾向から紐解くことは難しいですが、新薬だからこその基本的な項目はしっかり押さえておくこと!
薬物治療学に関しては一つ一つの疾患を理解すること。そこから治療方法や診断方法をしっかりリンクさせていくことが大切です。自分が理解できていない分野、正答率の低い分野は後回しにせず、質問や繰り返しの学習で自分の得点源に転化していきましょう!!
受験までの時間は限られています。しかし、しっかり基本を押さえ、応用力をつけることで得点はしっかりと伸びていきます。不安な要素はその日につぶす!一日一日でより多くの知識を身につけていきましょう!日々進歩です!