【2026年】第111回薬剤師国家試験 新傾向問題の解説 問224 生物

第111回薬剤師国家試験で特徴的だった「新傾向の問題」や「これまでにない聞かれ方をした問題」をピックアップして紹介していきます。

問題文

問224

問題の概要

ノーベル賞関連の制御性T細胞(「レギュラトリーT細胞)に関する出題があり、話題性の高いテーマについても反映されていた。

正答

1, 5

解説

リード文の「管状の組織」および「木部繊維の破片が多数含まれていた」という記述から、木部組織を豊富に含む根や茎を基原とする生薬だということが分かる。

1:〇 樹状細胞は抗原提示細胞であり、ヘルパーT 細胞に腫瘍抗原などの抗原をMHCクラスIIに結合させ提示する。

2:× 制御性T細胞は腫瘍抗原に対する免疫応答を抑制する。

3:× 抗原提示細胞のCD80/86は、CD28と結合することによりヘルパーT細胞の活性化に必要な補助刺激シグナルを伝える。

4:× がん細胞のPD-L1は、PD-1と結合することによりキラーT細胞に抑制性のシグナルを伝えて免疫応答を抑える。

5:〇 解説4を参照。